『税金で買った本16』では、図書館にタヌキが侵入したり、図書館SNSでバズったり、バズらなかったり。そしてついに、石平くんが大学生に。大学図書館のお話も。
『税金で買った本16』あらすじ
ある日、石平くんが図書館でバイトをしていると、タヌキがソファーに座っていた。
警備員さんが捕まえて外に放したものの、石平くんは「何もしていないのに可哀想な気がする」というが、白井さんは「動物が本を読みたいと思うのは人間の空想」だと話す。
一件落着したかにみえたタヌキ騒動。しかし、その後もタヌキはちょくちょく図書館にやってきて、図書館SNSのネタになったりするのだった。
動物乱入事件
ここの図書館ではタヌキでしたが、実際に富山の図書館ではカモシカが紛れ込んだことがあるんですって。その後、実話を元にした絵本もつくられたそうです。
私が思い出したのは尾道市美術館の猫と警備員さんの攻防です。どんなに追い払っても、猫が何度も美術館に入ろうとするエピソードは、後に漫画になりました。
こうしてみると、施設に入ろうとする動物、案外多いですね。白井さんは否定していたけれど動物たちもなにか好奇心に突き動かされたのでは…と、ちょっと考えてしまいます。
大学図書館のお話
乙田くんが大学図書館でバイトで中学時代の同級生、石平に再会。乙田くんは交流を持ちたくなかったのに、石平くんがガンガン話しかけにいっちゃって…。
大学図書館では、文献のコピーなど市立図書館ではできない仕事もあってあって楽しそう。
私の行っていた学校でも、図書館は学校のOB、OGが勤務してました。大学の図書館では、自治体と違って専門書や古い文献なんかもあって、棚を眺めているだけで楽しいんですよね。
自治体広報SNS
図書館でもSNSを使うことになり、承認欲求オバケの茉莉野は大張り切り。さっそく仕事そっちのけでSNSのネタ探しに夢中になり…。
結局、茉莉野の暴走した案は採用されず、後輩の山本さんが何気なく撮ったタヌキの画像がバズるんです。
SNSってバズらせたい!と思うネタって案外ハネなくて、何気なく力を抜いたつぶやきが受けたりするんですよね。
- 『税金で買った本』…久しぶりに訪れた図書館で一悶着。本の弁償について
- 『税金で買った本2』…なんだかんだで図書館でバイトを始める主人公
- 『税金で買った本3』…弁償と延滞を繰り返すブラックリスト利用者
- 『税金で買った本4』…選書会議と本を独占する困った人、お泊り会のお話も
- 『税金で買った本5』…トラブルメーカー登場!図書館の仕事を混乱に陥れる!
- 『税金で買った本6』…本のラベリングと移動図書館、そして迷惑利用者のブラックリスト
- 『税金で買った本7』…秋の蔵書点検。図書館は休みでも、職員たちは休めない…!
- 『税金で買った本8』…予約が殺到する芥川賞・直木賞受賞本の予約について
- 『税金で買った本9』…朝の新聞争奪戦から、閉館間際の迷惑客、またしても揉める選書会議
- 『税金で買った本10』…本の除籍と再利用について。借りられない本を逆手にアピール
- 『税金で買った本11』…読書感想文のマークはなぜ牧羊神なのか?石平くんの過去も判明
- 『税金で買った本12』…読書感想文マークの後日譚と図書館のいろいろな業務
- 『税金で買った本13』…ビブリオバトルで好きな本をプレゼンする高校生たち
- 『税金で買った本14』…厄介な館長補佐が無理難題!どうする非正規職員たち!
- 『税金で買った本15』…新人職員がやってきたり、子供向けの図書館ツアーでトラブルが続出したり
- 『税金で買った本16』…図書館にタヌキが侵入したり、SNSでバズったり、バズらなかったり
- 『税金で買った本17』…弁償本が絶版の場合、代わりの本を選ぶのって実は大変なのだった


コメント