『税金で買った本10』は本の除籍と再利用について。SDGsの昨今、なんでもすぐに捨てずに利用しましょう。たとえそれが、腹が立つ職員だとしても…。
『税金で買った本10』あらすじ
最近、図書館の本がギチギチに詰め込まれて取りづらい。担当の松浦さんに理由を聞くと長年借りられていない本の処分作業が滞っているらしい。
こうした除籍作業は正規の職員の仕事なのだが、またしても迷惑職員、茉里野が作業を(地味だからと)サボっていたからだ。
石平くんはそんな茉里野の承認欲求の強さを利用して、仕事をさせるための作戦を考えつき…。
除籍(図書館から本を外す作業)
「除籍(図書館から本を外す作業)」がテーマの今回、限られたスペースの中で本をどう選び、どう手放すかという図書館の葛藤が描かれています。
一度捨てたら戻らないし、捨てる作業が面倒なのは本も人も同じ。
石平くんをはじめ、図書館職員さんたちほんと偉いな。迷惑な茉里野のような奴でも、承認欲求という餌をちらつかせてうまく働かせるってさすが。
まさに「バカとハサミは使いよう」ですね。
借りられない本の再展示
ここでは、図書館で数年間、貸出のない本を集めて展示を行っています。私の利用する図書館でもCDや本の展示を時々行っています。
「借りられない」と描かれると逆につい手にとってみたくなるんですよね。
また、図書館によっては定期的に除籍本を無料で配布したりもしています。中には挿絵付きの単行本なんかもあり、お宝探し気分が味わえます、
- 『税金で買った本』…久しぶりに訪れた図書館で一悶着。本の弁償について
- 『税金で買った本2』…なんだかんだで図書館でバイトを始める主人公
- 『税金で買った本3』…弁償と延滞を繰り返すブラックリスト利用者
- 『税金で買った本4』…選書会議と本を独占する困った人、お泊り会のお話も
- 『税金で買った本5』…トラブルメーカー登場!図書館の仕事を混乱に陥れる!
- 『税金で買った本6』…本のラベリングと移動図書館、そして迷惑利用者のブラックリスト
- 『税金で買った本7』…秋の蔵書点検。図書館は休みでも、職員たちは休めない…!
- 『税金で買った本8』…予約が殺到する芥川賞・直木賞受賞本の予約について
- 『税金で買った本9』…朝の新聞争奪戦から、閉館間際の迷惑客、またしても揉める選書会議
- 『税金で買った本10』…本の除籍と再利用について。借りられない本を逆手にアピール
- 『税金で買った本11』…読書感想文のマークはなぜ牧羊神なのか?石平くんの過去も判明
- 『税金で買った本12』…読書感想文マークの後日譚と図書館のいろいろな業務
- 『税金で買った本13』…ビブリオバトルで好きな本をプレゼンする高校生たち
- 『税金で買った本14』…厄介な館長補佐が無理難題!どうする非正規職員たち!
- 『税金で買った本15』…新人職員がやってきたり、子供向けの図書館ツアーでトラブルが続出したり
- 『税金で買った本16』…図書館にタヌキが侵入したり、SNSでバズったり、バズらなかったり
- 『税金で買った本17』…弁償本が絶版の場合、代わりの本を選ぶのって実は大変なのだった


コメント