『乙嫁語り 4』ではアラル海沿岸の、おてんばな双子の乙嫁たちの話。一方、アミルの実家では、なにやら動きがあるようで…。
『乙嫁語り4』あらすじ
アミルの実家・ハルガルではアミルの兄・アゼルがロシアと通じる部族を訪れる。土地を奪い返すための共闘が目的だが、なになら不穏な雰囲気が。
一方スミスは旅の途中、アラル海のほとりで双子の少女、ライラとレイリに出会う。おてんばな彼女たちは玉の輿結婚に憧れ、あの手この手で婚活を始めるが…。
「訪れ」
縁談から剣呑な話まで、様々な人が訪れます。婚活中のアミルの友人・パリヤさんにもとうとう春が!
前回、スミスを助けるために訪れた場所で申し込みがあったのです。
おとなしくしていろと言われたけれど、緊張のあまり心にもない行動をとってしまうパリヤさん。がんばれ…!
「アラル海のふたり」、「狙うは大物」
おてんばな双子の姉妹、ライラとレイリ。結婚は父親が決めるのというのに待ちきれず、自らアピールしたり、変な作戦を考えたりして婚活に余念がありません。
今までの乙嫁・アミルやタラスも行動的な女性でしたが、ライラとレイリは度を超えているというか…。
ところが母親や周囲の女性たちも、わりと積極的に男性にアピールしていたようです。土地柄によって女性の立場も違うのかもしれません。
「ふたりの相手」、「短期集中花嫁講座」
結局のところ、幼なじみの兄弟・サームとサーミがふたりの結婚相手として浮上。
ところが、持参金の額やどちらがどちらの相手になるのかが決まらないのです。
一方で、家事手伝いをサボりがちなふたりに母親からのスパルタ短期集中花嫁講座が開催されます。
けれどもサームとサーミ、それぞれに話した結果、本当に自分にあった相手をえらぶことができたのはよかったですね。
番外編「馬市場」
エイホン家の子供が、初めて馬を買ってもらう話。ほのぼのしてて好きです。この世界で馬がとても重要なものであることが伝わってきます。
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