『乙嫁語り8』ではちょっと不器用だけど可愛らしいパリヤさんのお話です。あとは7巻に登場したペルシャの姉妹妻のその後が描かれます。
『乙嫁語り 8』あらすじ
最初の乙嫁・アミルの友人・パリヤさんの婚活話。パリヤはいい娘さんだけど、極端なマイナス思考のせいか、行動がどうにも空回りしがち。
そんなパリヤにも、とうとう縁談が!そこで、パリヤはアミル一家で花嫁修業をすることに…。
一方、姉妹妻の契を交わしたペルシャのアニスとシーリーンのその後も。旦那さまとの三角関係になるかと思いきや実は…。
不器用乙嫁・パリヤさん
あのパリヤさんに、とうとう縁談が!
しかし、前回の他部族の襲撃で家も嫁入り支度も焼けてしまいます。パリヤさんは、アミル一家にやっかいになるついでに、ばあさまから刺繍の手ほどきを受けます。
もともと、手先は器用なので、婚約者のウマルくんのことを考えながら(この辺が乙女)刺繍の腕もあがっていきます。
そんな矢先、ウマルくんと父親が見舞いにやってきて、当分パリヤさんちの近くに住むことになり、パリヤさんパニック!
でもそれが読者的には面白い。がんばれ、パリヤさん♪
姉妹妻・その後
ペルシャではその昔、女性同士の結婚の風習「姉妹妻」があり、アニスとシーリーンも、強い絆で結ばれた姉妹妻。
シーリーンは夫の死にともない、アニスはシーリーンを夫の第二妻とするよう提案し、二人は一緒に暮らすようになりました。
二人の暮らしも落ち着いてきたのですが、どうも旦那さまはアニスとシーリーンの仲が気になるようで…。
ムスリムの一夫多妻は、すべての妻を平等に扱うことが建前なのですが、アニスの旦那さまは、アニスのようなロリ…。
いやいや、少女タイプの女性が好みなのに、豊満なタイプシーリーンをどう扱うんでしょうかね、とゲスな邪推してみたり。
まあでも、この三角関係はほのぼのとしてます。
アニスとシーリーンはラブラブで、そこに旦那さまが嫉妬したり、アニスはアニスで、自分の好きな旦那さまのことを、シーリーンが好きだと嬉しい、みたいな。
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