チベットのお祭りと一妻多夫婚『テンジュの国3』泉一聞

チベットのイメージ アジア
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テンジュの国3』。今回は珍しいチベットの一妻多夫制度や、競馬まつりについて。イスラム社会の一夫多妻と真逆の「一妻多夫」とは…?

チベットの一妻多夫制度

カン・シバの知り合いのタシさんは一妻多夫婚。兄弟で一人の妻を娶る制度です。兄弟で一つの大きな家族として、財産を分割しないため…という理由のようです。

イスラムの一夫多妻制度とは真逆の婚姻制度。世の中いろいろな風習があるものだなあ。

一夫多妻も大変だけど、一妻多夫も、女性は子供をたくさん産まなきゃならないから、これはこれで大変かも…

妻は兄と結婚したあとに弟と夫婦となるので、弟とは結婚式は挙げず、第二夫人のようではあるが、立場的には平等。

子どもたちにも優劣はない。だけど、タシさんは弟夫なので妻を独占できずちょっと寂しいらしい。

競馬まつり

各家から家長が集まり、壮絶な戦が始まる…。なんのこっちゃと思ったら「くじびき」のことでした。夏の一大イベント「競馬まつり」への参加を決めるくじ引きは、どの家も行きたいので必死です。

帰りをまつ家族もソワソワで仕事が手に付きません。

激闘(?)の末、なんとかまつりの参加権を勝ち取ったカン・シバ一家。

さまざまな競技を見物したり、急患を治療したりとここでも忙しい。カン・シバは出場する早駆けの賞品がマーモットと知るや、ラティにおいしい肉を食べさせようと俄然張り切るのですが…

なんとも微笑ましい少年医師と婚約者。絆を深めていく2人ですが、こうやって仲良くなっていき、最終回が結婚式だったら面白いかなと思ってます。

テンジュの国シリーズ

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