『煙と蜜 第七集』では、文治さまの弟たちが訪ねてきて一波乱。そして、姫子は女学校を受験。これまで語られなかった姫子の過去が徐々に明らかに…。
『煙と蜜 第七集』あらすじ
前回の柔道対決の流れで、三男で海軍士官の勝治、次男の兵治が家にやってくる。
家のために幼い姫子と婚約されられたと思っている勝治は、「自分が姫子さんの許婚になる」と言い出す。
その後、姫子は女学校を受験するためリンと共に猛勉強。しかし、女学校に行くというのは、もう一人の友だち・野々目との別れを意味していた。
次男と三男とカミツレ草
兵治、勝治兄弟は文治さまとは母親が違う。とはいえ、勝治くんは以前の柔道対決でもわかるように、極度なお兄ちゃん子。
なので、文治の婚約者が姫子なのを「子どもを押し付けられた不幸」と思っているようで空回り。小さい頃もそうだったらしい。
文治さまの家も、花塚家も、当時はカミツレ(カモミール)を庭に植えて薬として使っていたんですね。カモミールは江戸時代から使われていた薬草なんだそう。
お医者様にかかるのも、当時はお高そうですからね。
女学校受験と姫子の過去
女学校受験の勉強のことで野々目とすれ違い、ケンカになってしまう。自分で選んだことなど、何もないのではないか。
そうやって思い悩む姫子ちゃん。
ここで、帝都時代の辛かった思い出が明かされます。
父方の祖母はきつい人だったらしいく、口答えをすると折檻。母親ともども虐げられていたようです。とはいえ、大正時代は「嫁が悪い」で成り立つ家父長制。
名古屋でも「離縁で都落ち」と噂された姫子に、ただ一人、真っ当に口をきいてくれたのが野々目ちゃんだったのです。
だから、友だちができたのが嬉しかったんだね。でも、姫子ちゃんは悩んでも迷っても、最後はきちんと行動できる。そんな成長を眩しく見守る文治さま。
しかし、「それは父性なのでは?」と部下に指摘される。
え?ここへ来てそこ?姫子ちゃんの気持ちはとっくに「恋」なのに…。
ひな祭りの三人官女の装いになれた姫子ちゃんたちがかわいい。帝都では習い事ばかりさせられていて友だちもいなかった姫子ちゃん。よかった…。本当によかった…。
そりゃ軍人さん達眩しくて目が潰れちゃいそうになるよね。

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