『煙と蜜 第五集』長蔵 ヒロコ

大正ロマン

大正時代のお正月の様子が描かれる『煙と蜜 第五集』。

大掃除はもちろんのこと、おせち作りにそば打ち、餅つきまで、ねえねたちは大忙しです。文治様と過ごす楽しいお正月のはずが、初詣でトラブルに巻き込まれ…。

著:長蔵 ヒロコ
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大正時代のお正月

今ではだいぶ簡略化されていますが、大正時代のお正月の準備は本当に大変。

女中さんたちは準備が終わると、今度は正月の訪問客の対応などもあり、薮入り(1月16日の休み)まで休むことができません。

でも、年の瀬になると「お仕着せ」といって、奥様から着物をいただくのです。大晦日の夜はみんなで夜更かし。双六などをして過ごします。

そしてお正月。姫子は元日から晴れ着で学校の式典へ。この時代はお正月に学校にいく習慣があったんですね。午後は文治様と熱田神宮に向かいます。

初詣で迷子

正月に親戚が集まり、姫子が肩身の狭い思いをしないようにと、姫子と文治様(と女中のこまちゃん)は熱田神宮へ。

姫子ちゃんの式典の晴れ着がすてき。鶴をあしらった振袖に草履にも鶴があしらわれています。お友達の野乃目さんは扇、リンちゃんは大柄の椿で華やか。

この頃の着物はデザインが大胆で美しいですねえ。

熱田神宮は大変な人混みで、姫子は少し目を離した途端、こまちゃんと文治様を見失ってしまいます。そこへある人物が文治様の名前を出して姫子を連れ去ろうとします。

鉄(くろがね)軍曹

第三集で文治様に楯突いていた鉄(くろがね)軍曹が現れます。前回、文治様にやり込められたため、姫子をかどわかして手籠めにしてやろうと誘い出します。

純粋なお嬢さん育ちの姫子は、鉄(くろがね)をまったく疑いません。

「一体どうなっちゃうの…!」と思ったら、姫子の純粋さにふれた鉄(くろがね)は手を出せず、無事、文治様とこまちゃんに再会できました。

しかし、鉄(くろがね)は今後も姫子を利用する気でいます。今後、どうなってしまうのでしょうか…。

煙と蜜シリーズ

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