『スキップとローファー』は天然で空気を読まない主人公・みつみちゃんが周りを巻き込んでハッピーにしていく物語。
今、青春を体験している中高生も、かつて青春を体験した中年達も、いろいろな人に読んでもらいたい漫画です。読むとほっこり幸せな気持ちになれるので。
『スキップとローファー1』あらすじ
岩倉美津未(みつみ)は石川県の田舎町から「官僚になる」という大志を抱いて上京。東京の進学校に進むものの、入学式は緊張となれない電車乗り換えで遅刻寸前に。
たまたま居合わせた同じ制服の男子、志摩くん(イケメン)と出会うが、焦るみつみは裸足で駆け出していく。そんながむしゃらなみつみを眩しそうにみつめる志摩君。
入学式はなんとか間に合ったものの、緊張で担任の服にゲ◯を吐いたり、自己紹介で暴言を吐いたりと、クラスを騒然とさせる。
しかし、同じクラスになった志摩君はそんなみつみを気に入り、友達になりたいと言うのだった。
幸せインフルエンサー
イケメンの志摩くんと仲良くなったことで、みつみちゃんは一躍注目の的に。特にクラスのミカちゃんはそれまでそっけなかったのに、急に絡んでくるように。
おまけにこの子、みつみちゃんが田舎者というのでさり気なくディスってくるんですよ。
そんなミカちゃんの態度に、ちょっと疑心暗鬼になってしまうみつみちゃん。しかし、故郷の友達・ふみちゃんの応援と持ち前のパワーで乗り切ります。
一方、クールな印象の美人、結月は人と距離をとっていて近づきがたい雰囲気でした。しかし、みつみちゃんの距離感を考えない、でも相手を尊重する姿を見て、距離を縮めていきます。
そして、優等生タイプの誠。最初は派手な結月や志摩君を毛嫌いしていました。でも、みつみちゃんの距離感ゼロのアプローチと天然発言をきっかけに結月とも友人に。
こうやって知らず知らずのうちに人を繋いでいくみつみちゃん。まさに幸せインフルエンサー。
みつみちゃんの明るく、がむしゃらな行動を見ているだけで、読んでるこちらも幸せな気持ちになるのです。
スキップとローファーのアニメ
『スキップとローファー』は、2023年春にアニメ化。須田景凪さんが歌う主題歌「メロウ」がが最高です。
アニメもかわいくて原作の良さを生かした仕上がりになっています。
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