『しあわせは食べて寝て待て 2』水凪トリ

小豆 日常系
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しあわせは食べて寝て待て 2』では、薬膳と周囲の人々が孤独と病を少しずつ癒してくれます。また、新たな登場人物も加わってますます面白くなってきます。

著:水凪トリ
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『しあわせは食べて寝て待て 2』あらすじ

社員旅行で温泉に行ったり、団地の人々と心地よい距離感で生活を楽しめるようになったさとこ。しかし、週4日のパートでは先行き不安。

なんとか収入を増やしたいと考えるものの、体のことを考えると無理できない。

そこで、周囲のすすめで「レンタルスペース」を始めることに。団地内、女性限定で応募すると、高校生の弓ちゃんが勉強用に借りたいと申し出てくれた。

はりきって準備をするさとこだったが、弓ちゃんには何か事情がありそう。一方、司がとつぜん荷物を抱えて団地を離れてしまい…。

団地という現代のコミュニティ

しあわせは食べて寝て待て 』では、薬膳の他に団地での人間関係が多く描かれています。

さとこさんたちが住む団地は、住人同士の付き合いが残っています。それが、まるで「疑似田舎」のようなコミュニティを形成しているんです。(ドラマになった『団地のふたり』も団地が舞台でした。)

田舎に住むのはハードルが高いけれど、少しだけ人と関わりたい人には丁度よいのかも。家賃も安いですしね。

ただ、イラストレーターの高麗さんのように、年寄りから気軽に「ただ絵を描いてよ」といわれるのは嫌ですけど。

しあわせは食べて寝て待て

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