『百貨店ワルツ』マツオヒロミ

大正ロマン

架空の百貨店をモチーフにした作品集『百貨店ワルツ』。大正ロマン、昭和モダンをモチーフに着物にドレス、パラソルにコスメ。まるで本物の百貨店のようなワクワク感。

いえ、本物よりも素晴らしいです。だって私のほしいものが全部つまっているんだもの。

三紅百貨店とは

港町にある架空のデパート、三紅百貨店はモダンな6階建て。

吹き抜けのエントランス一階にはパラソルや小物類、二階は化粧品、三階には呉服、四階は洋装、五階は紳士服と文房具、そして最上階は大食堂。屋上には空中庭園。

昔、百貨店はおしゃれをして行く娯楽施設でした。そんな古き良き夢のつまった百貨店なのです。

著:マツオ ヒロミ
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私も三紅百貨店でたくさんの買い物をしたら、大食堂でソーダ水を頂いて屋上庭園で遊具に乗って遊びたい…。

百貨店ワルツ

マツオヒロミさんは『百貨店ワルツ』で三紅百貨店の店内配置のほか、インテリア、商品のパッケージ、そして百貨店の包装紙から広告に至るまで、すべてをデザインされています。

また、掲載された5編の漫画にはそれぞれの売り場でのエピソードが描かれています。

呉服場では秋の新作展示、美装部のお姉さんにお化粧をしてもらう女学生、洋装を始めたばかりのタイピストなど。さまざまな視点で描かれる百貨店はまさに浪漫の殿堂なのです。

弥生美術館で2024年に開催されたマツオヒロミ展では、三紅百貨店の包装紙が実際にディスプレイされていました。

三紅百貨店包装紙
三紅百貨店包装紙

包装紙に包まれた商品たち。ああ、こんな風に買い物がしてみたい…。

架空のファッション誌『RONDO』の100年を描いたマツオヒロミさんの『マガジンロンド』でも三紅百貨店の広告が掲載されています。

ファッション誌でお気に入りを見つけて、百貨店でお買い物。なんて贅沢ですてきな世界なんでしょうか。

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