『うちのちいさな女中さん5』ではハナちゃん、はじめてのお留守番。一人で過ごす時間はとても長くて…。
初めてのお友達に初めての洋食。新しいものに出会うハナちゃんの表情がかわいい。
『うちのちいさな女中さん5』あらすじ
昭和9年、夏の終わりが近づく東京。
14歳の女中・野中ハナは、翻訳家の令子先生の家での暮らしにも大分慣れていた。
カフェ・ミチクサでは初めてのお子様ランチに舌鼓を打ち、謎の大怪獣を語る小さな男の子と友達になるハナちゃん。
お盆の時期、令子が実家に帰省することになり、ハナは数日間家の留守番を任されることに。
昭和初期洋食事情
お子様ランチ
昭和5年、日本橋三越で登場したお子様ランチ。料理が少しずつ乗ったお皿に旗がつけられたお子様ランチは子供だけでなく、大人にも魅力的な洋食でした。
田舎育ちで、まだ洋食に免疫のないハナちゃんが、パンやオムライスをキラキラした目で食べているのを見ると、周りの大人達は、もっと食べさせたくなっちゃうんでしょうね。
フルーツゼリー
果物の缶詰でつくるゼリー。美味しそうです。ゼリーのお菓子はこの頃の女性雑誌にも掲載されていたので、ご近所さんも作り方を知っていたのでしょうね。
クッキーと紅茶
お土産のクッキーと紅茶で、令子先生とお茶を楽しみます。今ではおなじみのクッキーも昭和初期に売られ始めた洋菓子だったのだそう。
紅茶とクッキーのお茶会はハナちゃんを味の桃源郷にいざなっていくのでした。
毎回、新しいものに出会うハナちゃんの感動する姿が可愛くて、もっといろいろ食べさせてみたくなります。
市川ジュンさんの『懐古的洋食事情』でも、明治から昭和にかけての洋食やお菓子が登場します。
- 『うちのちいさな女中さん』…14歳の女中さんがやってくる
- 『うちのちいさな女中さん2』…クリームソーダに衝撃を受ける
- 『うちのちいさな女中さん3』…氷を入れる冷蔵庫と昭和初期のお中元
- 『うちのちいさな女中さん4』…蚊取り線香を焚いたり、海水浴に行ったり
- 『うちのちいさな女中さん5』…ハナちゃん、初めてのお子様ランチ
- 『うちのちいさな女中さん6』…パンケーキを作ったり、お友達の家に行ったり

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