50代教授と30半ばのキャリアウーマンの恋愛を描いた『娚の一生』。
本編は3巻で終了していますが、スピンオフとして連載されたものをまとめたのが『娚の一生 4 結婚』です。
紆余曲折をへて入籍をした海江田とつぐみ。落ち着いて暮らしているかと思えば、いろいろと問題が浮上してきます。
登場人物たちのその後
かつて海江田に片思いしていた秘書・西園寺真保は結婚を前に連絡がとれなくなったり、以前母親に捨てられた子ども・マコトが訪ねてきたり。
ただ以前よりも、海江田とつぐみの関係がしっかりしているので、つぐみも海江田の突然の出奔(西園寺と最後のデートや実の父親との面会)に対しても、信じて鷹揚にかまえています。
ただ、男の編集者との関係を疑って尾行をして失敗してしまうドジっぷりもみせるんですけどね。
また、ふたりの出逢いのきっかけとなったつぐみの祖母と海江田、小さい頃のつぐみのエピソードも。
20代の海江田はクールな50代と違い、若者らしい直情的な行動を起こしたりして、なんか微笑ましいです。
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