『吉野北高校図書委員会3』では、かずらに強引迫る男・小嶋が登場。そして、大地は自分だけが藤枝とかずらの関係を知らなかったことにショックを受け…。

『吉野北高校図書委員会3』あらすじ
大地の友人、小嶋がかずらと付き合いたいと言い出す。強引な小嶋は早速かずらに執拗なアプローチをかけはじめ、かずらは困惑。
実は、かずらは藤枝のことを好きになり始めていた。でも、以前自分が振ったかたちになってしまったため、今さら…と、先に進めずにいる。
一方、大地は、自分だけがかずらと藤枝の関係を知らなかったことにショックを受ける。親友だと思っていたかずらは、自分に悩みを打ち明けてくれなかった。
腹がたった大地は、藤枝の前で「小嶋がお前を好きなんだけど」と、話し始め…。
大地とかずらと藤枝
大地くん、イケメンで頭もよく、気遣いもできるけど、この子ちょっと抜けてるんですよね。
特に大地は、後輩のあゆみと付き合い出した時の、かずらの寂しさをまったく理解してないんです。藤枝にそのことを指摘されて、はんせいするんですけど。
大地とかずら、そして藤枝も、自分以外の人の気持に敏感で寄り添える子たちなんです。なのに、自分の感情(特に恋心)だけがわからない。
ちょっと待って。それって甘酸っぱすぎるだろ…!
最期に大地とかずら、二人で話ができて、誤解がとけてよかった。男女の友情は難しいけれど、このままずっと続いていってほしい。
強引にかずらの手を繋ぐ小嶋はムカついたけれど、返ってそれが二人の仲を縮めたようなので、まあ良いとしましょう。
卒業したら離れ離れになってしまうけれど、吉野北高校図書委員会の絆はきっと変わらないはず。みんな、幸せになってね。と読み終わったオバちゃんは思ってしまうのでした。
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