海野つなみの初連載漫画『彼はカリスマ』海野つなみ

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海野つなみ先生初の連載マンガ『彼はカリスマ』。初期作品で「俺様系イケメン」という定番テーマでも、やはり海野つなみ作品には他と違う深みがあります。

『彼はカリスマ』あらすじ

未来を夢で見ることができる予知能力者・一(にのまえ)晴生。印象的な声と持って生まれた能力で入学当初から「カリスマ」として人気を集める。

そんなにのまえに「おまえは運命の相手だ。」と勝手に宣言された珠実は、反抗してみるものの、にのまえとその信者たちの協力によってどんどんカリスマのペースに乗せられてゆく。

はたして珠実にバラ色の高校生活はやってくるのか?

独特なギャグセンスと絶妙な感情表現

こうやって書くと、にのまえ君が半ば強引に珠実を手に入れたっぽく見えますが、珠実ちゃんも勝ち気なので、結構にのまえ君に反抗しています。

そりゃいくらかっこいい男子でも強引に「運命の相手」だっていわれちゃぁね、反抗もしてみたくなりますわ。

でも、にのまえ君は珠実ちゃんのことが好きらしく、彼なりの(俺様的な)愛情表現はしています。
強引で俺様なにのまえ君は、正直好きなキャラではないですね。でも、はたから見ている分には楽しいです。

まだ「回転銀河」ほどの深みはないのですが、海野つなみ先生独特のギャグセンスと感情表現はこの作品でも根差しています。

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