『るきさん』みたいに暮らしたい。
るきさんはおうちで仕事をしている。仕事が早いので一ヶ月の仕事が一週間で終わってしまう。
その後は何をするかといえば、図書館で本を借りたり喫茶室でおひるねをしたり。趣味は切手収集。
どこか浮世離れしたるきさんとは対照的に、友人のえっちゃんは買い物好きで流行りもの好き。
それでもとても仲がよくて、お互いの誕生日には「家事一切を引き受けるプレゼント」を交換したり、しょちゅうお互いの家を行き来していいます。
実は「るきさん」は、バブル真っただ中に描かれていました。
しかし、るきさんは当時の派手な時代と逆行するように、実にのほほんと暮らしています。
自分を養うだけの仕事があり、本を読んだり、お昼寝したり、のんびりと暮らす。
Hanako連載当時に読んでいた私は「こんな暮らしがしたいなあ」と思ったものです。
同じく独身女性の生活を描いた『すーちゃん』は、恋愛や老後のことなど気楽さと不安をかかえています。
一方で『るきさん』はどこまでものほほんとして明るく生活をしています。(画面にでてこないだけなのかもしれませんが。)
時々読み返しますが、読むたびに「こんな暮らしがしたいなあ」と今でも思います。
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