日常系漫画のルーツ?『るきさん』高野 文子

日常系

るきさん』みたいに暮らしたい。
るきさんはおうちで仕事をしている。仕事が早いので一ヶ月の仕事が一週間で終わってしまう。

その後は何をするかといえば、図書館で本を借りたり喫茶室でおひるねをしたり。趣味は切手収集。

著:高野文子
¥647 (2025/06/13 10:36時点 | Amazon調べ)

どこか浮世離れしたるきさんとは対照的に、友人のえっちゃんは買い物好きで流行りもの好き。

それでもとても仲がよくて、お互いの誕生日には「家事一切を引き受けるプレゼント」を交換したり、しょちゅうお互いの家を行き来していいます。

実は「るきさん」は、バブル真っただ中に描かれていました。

しかし、るきさんは当時の派手な時代と逆行するように、実にのほほんと暮らしています。

自分を養うだけの仕事があり、本を読んだり、お昼寝したり、のんびりと暮らす。

Hanako連載当時に読んでいた私は「こんな暮らしがしたいなあ」と思ったものです。

同じく独身女性の生活を描いた『すーちゃん』は、恋愛や老後のことなど気楽さと不安をかかえています。

一方で『るきさん』はどこまでものほほんとして明るく生活をしています。(画面にでてこないだけなのかもしれませんが。)

著:益田 ミリ
¥503 (2025/06/13 10:36時点 | Amazon調べ)

時々読み返しますが、読むたびに「こんな暮らしがしたいなあ」と今でも思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました