『マンガ 赤と青のガウン』は、皇族である彬子女王殿下のイギリス留学記をマンガ化したもの。
コミカライズは『プリンセスメゾン』の池辺葵さん。
彬子女王の雰囲気と、池辺さんのタッチがぴったり。より詳細に留学の様子が描かれています。
行間の感情を描く
以前、彬子女王と三宅香帆さんのトークイベントでも言っていましたが、マンガでは、留学時の不安な様子が、階段を上がってゆく彬子女王の後ろ姿に表現されています。
不安を表すように、後ろ姿が遠のいていくのもまた、情感を表しているのです。
個人的にはお小さい頃の彬子女王が英語にパニックになっている描写が可愛らしくてすきです。
他にも、原作でも人気の側衛・シオダさんのエピソードは、絵でみるとますます面白いです。
このコミカライズには、彬子女王ご自身のご意見も反映されていて、当初の設定画を見た彬子女王は「シオダはこんなにカッコよくありません」とダメだしをされたのだそう。
マンガと原作
そのほか、巻末には彬子女王のエッセイが寄せられていたり、各話のタイトルに日本の伝統色が使われていたり。マンガならではの楽しみがたくさん。
もちろん、原作も素晴らしいので、読んでおくと、よりマンガが楽しめます。
原作はこちら。留学でのトラブルや護衛の方との面白エピソード、現地での研究など。わかりやすく気さくな文章で書かれています。

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